北山クラフトガーデンはアートでスタイリッシュをコンセプトの手作り市で、
庭園美術館の京都府立陶板名画の庭で1月と10月をのぞき
毎月第1日曜日に盛大に開催されています。
独特の立方体で構成された美術館を中心に緑が豊かな美しい庭園が広がり、
壁面には水とコンクリートの造形美をテーマにルネサンスの名画が再現されているほか、
数十点にのぼるクラフトアート作品も展示されており、素敵な空間を楽しめます。
場内にはキッチンカーとその周囲にはオープンカフェスペースが併設されており、
そこでしか味わえないコーヒーやホットドッグなどをおいしく頂きながら
アートを観賞したり手作り市を巡る合間にゆったりとくつろげます。
また、地下1階に設けられた特設スペースではオカリナ演奏会が開催されており、
アート観賞のBGMとして楽しんだり、手作り市に移動する合間の方も
足を止めて思わず聞き入ってしまうやさしい音色が楽しめます。
手作り市で販売されている製品も、クラフトアート作品もどちらも手作りをテーマにしており、
これまでに無かったコラボレーションを実現しています。
北山クラフトガーデンは通常は入場料100円ですが、同イベントの開催中は無料になるのも嬉しいところです。
個性的な商品を購入できる
手作り市はハンドメイドの品物を作る方であれば基本的には誰でも参加でき、
展示されているクラフトアート作品とコラボレーションしながら様々な人々との出会いが待っています。
募集店数は平均で160店から250店程度ですが、応募が多数の場合は
出展内容を考慮して抽選や選考が実施されます。
なお、食品の販売については営業許可証が必要です。ひとつのブースは
縦横2.5mとなっているほか、出展者様専用駐車場も借りることができるので
マイカーで会場に向かう方も安心です。
これまで手作り市に出店された商品には衣類や陶芸品、農産物、お菓子やパン、佃煮などがあります。
いずれもここでしか購入できない代物で、毎年何が出店されるのか楽しみにしている方も多いです。
手作り市の場内には国宝や重要文化財が数多くあるほか、桜をはじめとする木々が
無数に植えられており、それぞれの季節で違った表情を見せてくれます。
手作り市の場内には芝生広場があり、シートを敷いてゆったり過ごす方もいます。
時期によっては近隣の神社で開催されるお祭りとのコラボレーションが行われることもあり、
オールシーズンいつ来場しても新たな発見がある楽しみが待っています。